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一般社団法人認知症の人が住みやすい世界をつくる 設立

更新日:2021年9月10日



この度6月に一般社団法人認知症の人が住みやすい世界をつくる を設立させていただきました。これから認知症に関する情報をできるだけ多くの方に届けるために活動していきます。よろしくお願いいたします。


設立の動機

~知識を生かし、相手の視点に立った介護ができる人材を育成する~

私は、認知症クリニックや介護現場経験を経て、認知症の方にとって安心して過ごしていただくためにどうしたいいのか考えていました。認知症介護指導者の資格を取得後、様々な研修に参加や研修講師として活動してまいりました。そこから感じたことは、介護従事者に限らずより多くの方に認知症の基礎知識や対応技術を学んでいただくことにより、利用者・患者・家族が安心して介護を受けることができます。より多くの方に認知症の理解をしていただくためには法人を設立し、他の認知症介護指導者とも連携協力して広めていきたいと思ったことがきっかけになります。

認知症介護の軸となる「相手視点」を学ぶことにより、認知症を患っている方以外の方にも応用して利用することができることから、介護事業所全体の“介護の質”の向上につながることができます。

(認知症)介護とは「私たち介護職員自身の性格や日常の行動がすべて関係している」 という広い捉え方をしています。                                    

私たちは どのような場面でも 「相手視点」を大切にし、利用者に対してはもちろんのこと、職員同士の日々の何気ない会話でも活用できるスキルを学んでもらう研修や、現場実習を含む養成講座を実施しスキルを身に付けていただく機会を提供します。

私たちは、認知症の人にとって、住みやすい世界をつくることを目指すために法人を設立いたしました。

誰もが笑顔で暮らせる社会の実現に向けて

認知症の人が増え続けていますが、現時点では予防や治療方法は確立されていません。認知症の人や家族を支えるため、多くの専門家や団体による様々な情報発信がなされ、情報社会の中で発信する方も多くなってきました。その一方、認知症の人と家族、生活環境は多様かつ複雑であり、医療介護現場は閉鎖的になりがちです。認知症の人を直接対応される方の不安や悩みはいまだ解消されていないことが現実です。

そこで、私たちは認知症を「個性」と考え、本人と家族の視点を重視するパーソンセンタードケアなどを介護従事者のみならず家族や地域に係るすべての方が、専門家から正しい対応方法を「学び」、「みんなで住みやすい世界を創りだす」ことのできる「一般社団法人認知症の人が住みやすい世界をつくる」を設立しました。

これまでは、各会がそれぞれの知識や情報を一方的に伝えることが多く、介護従事者や携わる方の行動変容が起きるまでには至らなかった方が多いことが現場の状況を把握する中で分かってきました。ただ学ぶだけではなく、認知症の方にとっての視点を忘れないよう、感情にもアプローチできる自身の考え方や心の持ちようを個人単位から集団団体に広げていき、コミュニティをつくり上げていきたいと思っております。

認知症の人が暮らしやすい社会は誰もが笑顔で暮らせる社会です。

誰もが自分らしく心豊かに生活できる環境の実現に向けて、子ども、成人、高齢者が世代を超え、「みんなが当事者」となって、支え合うことが大切で、「一般社団法人認知症の人が住みやすい世界をつくる」は様々な情報発信や現場で困っていることについて実践活動を通じて伝えていきます。

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